UTGの15BBオープン表(MTT・6-max・ミニレイズ)
トーナメントでスタックが15BBまで減っても、実際のGTO(ソルバー)は「オールイン」ではなく広くミニレイズ(約2BB)で開いて、3ベットされたら降りるのが正解です。昔の「15BBは押すか降りるか」は簡略化した教え方でした。
レイズ(ミニレイズ)フォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
UTGの15BBオープン範囲は約 20.5%(1326通り中 272通り)。オールインではなくミニレイズで開きます。
この表の読み方
15BBのUTGは後ろに5人残っているため、このグループで最も狭くなります。ただしキャッシュ100BBのUTGより広く開けます。15BBでは相手も再レイズ(3ベット)にスタックの大半を賭けることになり、気軽に返しにくいからです。「短いスタックほどタイトに」ではなく、短いほど押し返されにくいという向きに働きます。
同じUTGのキャッシュ100BBのオープン表は約17.2%で、こちら(15BB)は約20.5%です。差は3.3ポイント。15BBの方が広く開けるのは、アンティ込みのポットを奪う価値が高く、相手も短いスタックでは3ベットしづらいためです。
オールイン(ジャム)が主役になるのは、もっと短いスタック(〜8BB前後)です。15BBでは開くならまずミニレイズが基本です。
HJ の15BBオープンとの違い
同じグループのHJ の15BBオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 UTG の15BBオープンが約 20.5%、HJ の15BBオープンが約 23.5% で、 差は 3.0 ポイントです。
UTG の15BBオープンがレイズする手は、すべてHJ の15BBオープンにも含まれています。
HJ の15BBオープンだけがレイズする手(5種類)
44 33 A2s A8o A7o
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| 15BB ショート(6-max・ミニレイズ) | レイズの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| UTG の15BBオープン(このページ) | 20.5% | 272通り |
| HJ の15BBオープン | 23.5% | 312通り |
| CO の15BBオープン | 29.7% | 394通り |
| BTN の15BBオープン | 38.8% | 514通り |
| SB の15BB(3択) | 26.7% | 354通り |
ミニレイズで開く手(43種類)
AA KK QQ JJ TT 99 88 77 66 55 AKs AQs AJs ATs A9s A8s A7s A6s A5s A4s A3s KQs KJs KTs K9s K8s QJs QTs Q9s Q8s JTs J9s T9s AKo AQo AJo ATo A9o KQo KJo KTo QJo QTo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。