HJの15BBオープン表(MTT・6-max・ミニレイズ)
トーナメントでスタックが15BBまで減っても、実際のGTO(ソルバー)は「オールイン」ではなく広くミニレイズ(約2BB)で開いて、3ベットされたら降りるのが正解です。昔の「15BBは押すか降りるか」は簡略化した教え方でした。
レイズ(ミニレイズ)フォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
HJの15BBオープン範囲は約 23.5%(1326通り中 312通り)。オールインではなくミニレイズで開きます。
この表の読み方
UTGとの差は後ろの人数が1人減ることだけですが、15BBではその1人の重みが100BBより大きく出ます。降ろすだけでアンティ込みのポットが取れるため、1人減るごとに成功率が直接、利益に変わるからです。下の差分リストで、UTGから何が増えたかを見てください。
同じHJのキャッシュ100BBのオープン表は約21.0%で、こちら(15BB)は約23.5%です。差は2.6ポイント。15BBの方が広く開けるのは、アンティ込みのポットを奪う価値が高く、相手も短いスタックでは3ベットしづらいためです。
オールイン(ジャム)が主役になるのは、もっと短いスタック(〜8BB前後)です。15BBでは開くならまずミニレイズが基本です。
UTG の15BBオープンとの違い
同じグループのUTG の15BBオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 HJ の15BBオープンが約 23.5%、UTG の15BBオープンが約 20.5% で、 差は 3.0 ポイントです。
HJ の15BBオープンだけがレイズする手(5種類)
44 33 A2s A8o A7o
UTG の15BBオープンがレイズする手は、すべてHJ の15BBオープンにも含まれています。
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| 15BB ショート(6-max・ミニレイズ) | レイズの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| UTG の15BBオープン | 20.5% | 272通り |
| HJ の15BBオープン(このページ) | 23.5% | 312通り |
| CO の15BBオープン | 29.7% | 394通り |
| BTN の15BBオープン | 38.8% | 514通り |
| SB の15BB(3択) | 26.7% | 354通り |
ミニレイズで開く手(48種類)
AA KK QQ JJ TT 99 88 77 66 55 44 33 AKs AQs AJs ATs A9s A8s A7s A6s A5s A4s A3s A2s KQs KJs KTs K9s K8s QJs QTs Q9s Q8s JTs J9s T9s AKo AQo AJo ATo A9o A8o A7o KQo KJo KTo QJo QTo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。