UTGのオープンレンジ表(6-max・100BB)
UTGは6人卓で最初に行動する席です。自分の後ろに5人も残っているため、開いた後に誰かに強い手を持たれている可能性が最も高く、6つの席の中で最もタイトに開きます。この表は、UTG(アンダー・ザ・ガン)に全員が降りて回ってきたとき(RFI=Raise First In)に、どの手でレイズしどの手で降りるかを示したものです。
レイズフォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
UTGのオープンレンジは全体の約 17.2%(1326通り中 228通り)です。
この表の読み方
この表で意外なのは、22〜66(小さいペア)を降りて、K5s〜K9s(Kの弱いスーテッド)を開いている点です。小さいペアはセット(3カード)になるのが約12%しかなく、外れたら降りるしかありません。しかも後ろに5人残っているため3BETされやすい手です。一方Kのスーテッドは、Kを持つことで相手の強いK(KK・AK)を減らせる(ブロッカー)うえ、フラッシュも狙えます。ATo・KJo・KToが入っているのも同じ理由で、相手の同じ絵札の手をキッカーで支配できるためです。ソルバーは「化けるかもしれない手」より「相手の強い手を否定できる手」を選びます。
HJ のオープンとの違い
同じグループのHJ のオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 UTG のオープンが約 17.2%、HJ のオープンが約 21.0% で、 差は 3.8 ポイントです。
UTG のオープンがレイズする手は、すべてHJ のオープンにも含まれています。
HJ のオープンだけがレイズする手(6種類)
66 K4s Q8s A9o A5o QJo
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| オープンレンジ(RFI・6-max/100BB) | レイズの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| UTG のオープン(このページ) | 17.2% | 228通り |
| HJ のオープン | 21.0% | 278通り |
| CO のオープン | 27.9% | 370通り |
| BTN のオープン | 40.1% | 532通り |
| SB のオープン | 34.2% | 454通り |
レイズ(オープン)する手(39種類)
AA KK QQ JJ TT 99 88 77 AKs AQs AJs ATs A9s A8s A7s A6s A5s A4s A3s A2s KQs KJs KTs K9s K8s K7s K6s K5s QJs QTs Q9s JTs AKo AQo AJo ATo KQo KJo KTo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。