BTNの15BBオープン表(MTT・6-max・ミニレイズ)
トーナメントでスタックが15BBまで減っても、実際のGTO(ソルバー)は「オールイン」ではなく広くミニレイズ(約2BB)で開いて、3ベットされたら降りるのが正解です。昔の「15BBは押すか降りるか」は簡略化した教え方でした。
レイズ(ミニレイズ)フォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
BTNの15BBオープン範囲は約 38.8%(1326通り中 514通り)。オールインではなくミニレイズで開きます。
この表の読み方
BTNは後ろがSBとBBの2人だけで、このグループで最も広く開きます。15BBでは、この席を降りることが最大の損になりやすい席です。ブラインドとアンティを取り切るだけでスタックの1割前後が増えるため、勝率が五分に届かない手でも開く価値が出ます。
同じBTNのキャッシュ100BBのオープン表は約40.1%で、こちら(15BB)は約38.8%です。差は1.4ポイント。15BBの方が広く開けるのは、アンティ込みのポットを奪う価値が高く、相手も短いスタックでは3ベットしづらいためです。
オールイン(ジャム)が主役になるのは、もっと短いスタック(〜8BB前後)です。15BBでは開くならまずミニレイズが基本です。
CO の15BBオープンとの違い
同じグループのCO の15BBオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 BTN の15BBオープンが約 38.8%、CO の15BBオープンが約 29.7% で、 差は 9.0 ポイントです。
BTN の15BBオープンだけがレイズする手(18種類)
K6s K5s K4s K3s Q7s Q6s Q5s J7s J6s T7s 97s 87s A3o A2o K8o Q9o J9o T9o
CO の15BBオープンがレイズする手は、すべてBTN の15BBオープンにも含まれています。
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| 15BB ショート(6-max・ミニレイズ) | レイズの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| UTG の15BBオープン | 20.5% | 272通り |
| HJ の15BBオープン | 23.5% | 312通り |
| CO の15BBオープン | 29.7% | 394通り |
| BTN の15BBオープン(このページ) | 38.8% | 514通り |
| SB の15BB(3択) | 26.7% | 354通り |
ミニレイズで開く手(76種類)
AA KK QQ JJ TT 99 88 77 66 55 44 33 22 AKs AQs AJs ATs A9s A8s A7s A6s A5s A4s A3s A2s KQs KJs KTs K9s K8s K7s K6s K5s K4s K3s QJs QTs Q9s Q8s Q7s Q6s Q5s JTs J9s J8s J7s J6s T9s T8s T7s 98s 97s 87s AKo AQo AJo ATo A9o A8o A7o A6o A5o A4o A3o A2o KQo KJo KTo K9o K8o QJo QTo Q9o JTo J9o T9o
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。