COの対レイズ表 vs HJのレイズ(6-max・100BB)
HJのオープンにCOが対応します。COは相手より後ろに座れるため、HJ vs UTGより少し広く戦えます。自分より先に誰かがレイズしている状況では、全員が降りて回ってきたとき(オープン)よりずっと強い手が必要になります。相手が「わざわざ自分から入ってきた」=強い手を持っている確率が高いためです。
3BETコールフォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
3BET 約 8.7%/コール 約 0.6%(合計 約9.4%)。実際のGTOでは、この場面はほぼ「3BETか降り」の2択です。
この表の読み方
HJ vs UTG との違いは後ろに残る人数です。ここでは後ろがBTN・SB・BBの3人に減り、相手のレンジもUTGより1段広い。この2つが同時に効くため、少しだけ戦える手が増えます。ただしBTNがまだ残っているのが重要で、COが入った後にBTNから被せられると、位置を取られたまま大きなポットを戦うことになります。
この表は実際のGTO(ソルバー)の解に合わせています。最大の特徴はコールがほとんど無いことです(わずか約0.6%で、ほぼ3BETするか降りるかの2択)。BBのディフェンス表ではコールが広い(17〜26%)のとは対照的ですが、理由があります。
① BBには"割引"がある:BBは既に1BB払っているので少し足すだけで見られます。だから広くコールできます。② ここ(コールドコール)には割引がない:あなたはまだ何も出しておらず、新規に全額出すことになります。③ 後ろの人に"スクイーズ"される:あなたがコールすると後ろの人が大きく被せ、2人まとめて狩られます。④ レンジが弱いと読まれる:強い手なら3BETするはずなので、コールした時点で強い手を持っていないと見抜かれます。→ だからGTOは戦う手を3BETに集め、残りは降ります。
緑(3BET)に、弱く見える A2s〜A9s・K5s などが混じっているのはブラフ3BETです。相手の強いA・Kをブロックし、フラッシュやホイールに化ける手を選んでいます。逆に、それより強い AJs・ATs・KQs をあえてコールに残すのがGTOのポラライズ(強さ順ではなく役割で決める)です。
HJ vs UTG のレイズとの違い
同じグループのHJ vs UTG のレイズと1マスずつ比べると、次のようになります。 CO vs HJ のレイズが約 8.7%、HJ vs UTG のレイズが約 7.2% で、 差は 1.5 ポイントです。
CO vs HJ のレイズだけが3BETする手(6種類)
ATs A8s A7s A2s K7s QJs
HJ vs UTG のレイズだけが3BETする手(1種類)
KQs
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| 対レイズ(6-max/100BB) | 3BETの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| HJ vs UTG のレイズ | 7.2% | 96通り |
| CO vs HJ のレイズ(このページ) | 8.7% | 116通り |
| BTN vs CO のレイズ | 11.0% | 146通り |
| SB vs BTN のレイズ | 13.6% | 180通り |
3BETする手(21種類)
AA KK QQ JJ AKs AQs ATs A8s A7s A5s A4s A3s A2s KJs KTs K7s K5s QJs AKo AQo KQo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。