BTNの対レイズ表 vs COのレイズ(6-max・100BB)
COのオープンにBTNが対応します。BTNはフロップ以降ずっと相手より後に行動できるため、4つの中で最も広く守れます。自分より先に誰かがレイズしている状況では、全員が降りて回ってきたとき(オープン)よりずっと強い手が必要になります。相手が「わざわざ自分から入ってきた」=強い手を持っている確率が高いためです。
3BETコールフォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
3BET 約 11.0%/コール 約 1.7%(合計 約12.7%)。実際のGTOでは、この場面はほぼ「3BETか降り」の2択です。
この表の読み方
4枚の中で最も広く戦えるページです。BTNはフロップ以降ずっと最後に行動でき、しかも後ろに残るのはSBとBBの2人だけ。位置の有利がそのまま手の広さに変わります。それでもコールではなく3BETが主役なのは、SB・BBに後ろから被せられる余地が残っているためで、「安く見る」より「先に主導権を取る」ほうが得だからです。
この表は実際のGTO(ソルバー)の解に合わせています。最大の特徴はコールがほとんど無いことです(わずか約1.7%で、ほぼ3BETするか降りるかの2択)。BBのディフェンス表ではコールが広い(17〜26%)のとは対照的ですが、理由があります。
① BBには"割引"がある:BBは既に1BB払っているので少し足すだけで見られます。だから広くコールできます。② ここ(コールドコール)には割引がない:あなたはまだ何も出しておらず、新規に全額出すことになります。③ 後ろの人に"スクイーズ"される:あなたがコールすると後ろの人が大きく被せ、2人まとめて狩られます。④ レンジが弱いと読まれる:強い手なら3BETするはずなので、コールした時点で強い手を持っていないと見抜かれます。→ だからGTOは戦う手を3BETに集め、残りは降ります。
緑(3BET)に、弱く見える A2s〜A9s・K5s などが混じっているのはブラフ3BETです。相手の強いA・Kをブロックし、フラッシュやホイールに化ける手を選んでいます。逆に、それより強い AJs・ATs・KQs をあえてコールに残すのがGTOのポラライズ(強さ順ではなく役割で決める)です。
CO vs HJ のレイズとの違い
同じグループのCO vs HJ のレイズと1マスずつ比べると、次のようになります。 BTN vs CO のレイズが約 11.0%、CO vs HJ のレイズが約 8.7% で、 差は 2.3 ポイントです。
BTN vs CO のレイズだけが3BETする手(7種類)
TT A9s A6s K9s QTs AJo KJo
CO vs HJ のレイズだけが3BETする手(4種類)
ATs KTs K7s K5s
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| 対レイズ(6-max/100BB) | 3BETの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| HJ vs UTG のレイズ | 7.2% | 96通り |
| CO vs HJ のレイズ | 8.7% | 116通り |
| BTN vs CO のレイズ(このページ) | 11.0% | 146通り |
| SB vs BTN のレイズ | 13.6% | 180通り |
3BETする手(24種類)
AA KK QQ JJ TT AKs AQs A9s A8s A7s A6s A5s A4s A3s A2s KJs K9s QJs QTs AKo AQo AJo KQo KJo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。