BBディフェンス表 vs UTGのオープン(6-max・100BB)
UTGは最もタイトに開いてくる相手です。相手が強い手ばかりを持っているため、BBの守りも最も慎重になります。BBは既にビッグブラインドを支払っているため、その分だけ「割引」で参加でき、他の席より広く守れます。この表はUTGがオープンしてBBに回ってきたときに、3BET(レイズし返す)・コール・フォールドのどれを選ぶかを示します。
3BETコールフォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
vs UTG の守り合計は約 20.7%(3BET 約4.5% + コール 約16.1%)です。
この表の読み方
相手(UTG)が約17.2%で開いてくるのに対し、BBは約20.7%で守り返します。この2つの数字はセットで見てください。相手のオープンが広いほどBBの守りも広くなり、相手が狭いほどBBも降ります。下の比較表で3枚を並べると、この対応がそのまま数字に出ています。
UTGは最もタイトに開いてくる席です。3枚の中で守り合計が最も狭くなります。相手のレンジに弱い手がほとんど無いため、こちらが「そこそこの手」で参加しても、フロップ以降ずっと負けている側に立たされるからです。降りることそのものが正しい選択になる場面が最も多いのがこのページです。BTN相手と同じ感覚で守ると、最も損が大きくなります。
3BETに A2s〜A5s が入っているのは、強さの順番から外れた意図的な配置です。Aを1枚持つことで相手のAA・AKを減らし(ブロッカー)、かつA-5のストレート(ホイール)も作れるため、ブラフとして3BETするのに適しています。
「守り合計」が重要なのは、BBが降りすぎると相手のオープンが無条件に得をするためです。逆に守りすぎると位置が悪いまま難しい状況が増えます。この表は実GTO(6-max・100BB・アンティなし)に照合して調整しています。
BB vs CO のオープンとの違い
同じグループのBB vs CO のオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 BB vs UTG のオープンが約 4.5%、BB vs CO のオープンが約 5.9% で、 差は 1.4 ポイントです。
BB vs UTG のオープンが3BETする手は、すべてBB vs CO のオープンにも含まれています。
BB vs CO のオープンだけが3BETする手(2種類)
TT AQo
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| BBディフェンス(6-max/100BB) | 3BETの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| BB vs BTN のオープン | 6.5% | 86通り |
| BB vs CO のオープン | 5.9% | 78通り |
| BB vs UTG のオープン(このページ) | 4.5% | 60通り |
3BETする手(11種類)
AA KK QQ JJ AKs AQs A5s A4s A3s A2s AKo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。