BBディフェンス表 vs BTNのオープン(6-max・100BB)
BTNは最も広く開いてくる相手です。相手のレンジが広い=弱い手も多く含まれるため、BBは最も広く守り返せます。BBは既にビッグブラインドを支払っているため、その分だけ「割引」で参加でき、他の席より広く守れます。この表はBTNがオープンしてBBに回ってきたときに、3BET(レイズし返す)・コール・フォールドのどれを選ぶかを示します。
3BETコールフォールド
縦=1枚目の強さ/横=2枚目の強さ。右上がスーテッド(同じ絵柄=s)、左下がオフスート(違う絵柄=o)、対角線がペアです。
vs BTN の守り合計は約 37.9%(3BET 約6.5% + コール 約31.4%)です。
この表の読み方
相手(BTN)が約40.1%で開いてくるのに対し、BBは約37.9%で守り返します。この2つの数字はセットで見てください。相手のオープンが広いほどBBの守りも広くなり、相手が狭いほどBBも降ります。下の比較表で3枚を並べると、この対応がそのまま数字に出ています。
相手が最も広く開く席なので、コール帯が3枚の中で最も下まで伸びます。BTNのオープンには A2o や 54s のような手も含まれており、こちらが平均的な手を持っているだけで勝率が足りてしまうためです。3BETのブラフに A2s〜A5s を使い、A9o・K9o級はコールで受けるという組み立てになります。ここで降りすぎると、相手はBTNから何を開いても得をする状態になります。
3BETに A2s〜A5s が入っているのは、強さの順番から外れた意図的な配置です。Aを1枚持つことで相手のAA・AKを減らし(ブロッカー)、かつA-5のストレート(ホイール)も作れるため、ブラフとして3BETするのに適しています。
「守り合計」が重要なのは、BBが降りすぎると相手のオープンが無条件に得をするためです。逆に守りすぎると位置が悪いまま難しい状況が増えます。この表は実GTO(6-max・100BB・アンティなし)に照合して調整しています。
BB vs CO のオープンとの違い
同じグループのBB vs CO のオープンと1マスずつ比べると、次のようになります。 BB vs BTN のオープンが約 6.5%、BB vs CO のオープンが約 5.9% で、 差は 0.6 ポイントです。
BB vs BTN のオープンだけが3BETする手(2種類)
AJs KQs
BB vs CO のオープンが3BETする手は、すべてBB vs BTN のオープンにも含まれています。
この差がそのまま「席が変わると何が変わるか」です。表を丸暗記するより、増える手・減る手だけを覚えるほうが実戦で思い出せます。
同じ場面のほかの席と比べる
| BBディフェンス(6-max/100BB) | 3BETの割合 | 組み合わせ |
|---|---|---|
| BB vs BTN のオープン(このページ) | 6.5% | 86通り |
| BB vs CO のオープン | 5.9% | 78通り |
| BB vs UTG のオープン | 4.5% | 60通り |
3BETする手(15種類)
AA KK QQ JJ TT AKs AQs AJs A5s A4s A3s A2s KQs AKo AQo
表を覚えるだけでは実戦で出てきません。このレンジを使ったクイズが全925問あります。